SAMURAI TAROT 侍タロット にんべんにてらと書いて侍と読む

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タロットカード

SAMURAI TAROT 侍タロット にんべんにてらと書いて侍と読む

西洋から見た東洋って正直ごちゃごちゃですよね。極東に至ってはまったく区別がつかず。日本人がベネルクス3国や北欧3国を区別できない以上にもっと難しい。

そして、難しいと、自分なりのイメージを作り上げて、「これが東洋や!」という話になります。そんなタロットがサムライタロット。

もうこういうのたまりません。

にんべんにてらと書いて「侍」と読む。それはご存知のようで、パッケージに「侍」と書いてあります。

しかし、中身はどうしたら良いのでしょうか。

もし、これを手にした西洋人が、

「ねねね、これってどういう意味?何を示している絵なの?」

なんて尋ねてこようものならお手上げです。聞こえないふりをするか、その質問を理解できないふりをするほかありません。

ひとつひとつの絵柄は突っ込みどころ満載です。

そして、おなじみLO SCARABEO社のやっつけ感もあり、これで占いをしたい人が世界中にどれくらいいるのだろうか、統計をとりたくなるくらいです。よって、あっという間に廃版になり、廃版になったゆえに、流通がなくプレミアがついているという状態になっています。

しかし、そういうプレミアというのは、このデッキ本体に価値があるからではなくたんに新品が流通していないということで、販売者(出版元ではなく所有者)がちょっとだけでも高値で売ってやろうか、という目論見を持つと言うことなだけです。値段がそのまま商品そのものの価値を示すものではないという良い例です。

しかし、ステイシーはこういう西洋から見る東洋的なものが大好きなので、思わず入手しましたが、もう二度と手にすることはないと思われます。埋蔵コレクションっていうやつですな。ほほほ。

◆SAMURAI TAROT 侍タロット

(2006年、Lo Scarabeo社)

絵札サイズ 約12×6.6cm

大アルカナ Ⅷ 正義

小アルカナ 絵札(ですがスートの表示がわかりづらい)

勝手に格付け (☆☆★★★)

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