SNSは気楽に使いたいはずなのに
SNSの使い方はひとそれぞれ。使うSNSによって自分自身のキャラクター設定をしているケースもあります。たとえば、Twitterでは本音をそのまま出すキャラクター、instagramではちょっと気取った私、そして、Facebookでは本音を隠した表向きの私、など、人格を使い分けることもあります。
どの人格であったとしても、SNSは気楽に使って、あなた自身が楽しみを見つけられる場所であってほしいものです。
ところが、楽しみを見つけるためのはずのSNSがかえって負担になったり、あなたの評価を下げる場所になってしまうことがあります。
うっかりやってしまうNG行為
楽しくSNSを利用するために、キャラクター設定をしたはずでも、元はあなた一人、ついつい気を抜いてしまい、知らないうちに、あなたの運を下げてしまう、NG行為があります。気を付けているはずでもうっかりしてしまう…。あなたも身に覚えありませんか？
1.人とのやりとりで引き際がわからなくなる
誰かとやりとりをしていて、延々と会話を続けてしまい、引き際がわからなくなり、相手からすると、「しつこい」人に写るケース。1対1でのやりとりならば、「これで終わり。またね。」と印をつけることができても、不特定多数とのやりとりでは、ついつい引きずり過ぎることも。
これは、ちょっと足りないかも、と思うくらいで終わりにすることがむしろ望ましいです。
「しつこい」人に写ってしまうと、それが周りにとって記憶に残るあなたの印象になります。
また、SNSでのトラブルの大半は「しつこく」してしまうことから引き起こされています。引き際がわからずだらだらすることは、トラブルの素を作り出していることと同じです。
©宮崎大輔 at ぱくたそ
2. 深く考えすぎてしまう
SNS上の人格はあくまでもあなたの「SNS上」のものです。もちろん、素のまま、キャラクター設定をして利用している場合もありますが、それでも、対面で互いのリアルな名前で呼び合うリアルな付き合いとは異なります。
異なることは頭でわかっているのに、SNS上での出来事を深く考えすぎてしまうことは、あなたの貴重な時間を奪う行為です。SNSで絡みがある人々もそれぞれ、また、リアルとは異なる人格をもっていることを忘れていませんか？そのSNSでアカウントを消してしまえば、終わる出来事がほとんどです。そこを深く考えすぎずにいきましょう。
3. リアルを持ち込みすぎる
楽しい話題ならリアルをSNSに持ち込んでもよいでしょう。楽しい状況は、周りからも支持されます。その分ねたみをぶつけてくる人もいますが、それは出来る限り無視するほかありません。
一方、日常生活の愚痴や、重い悩みを持ち込む、あえて、厳しい言葉で言うならば、垂れ流してしまうことは、これは、百害あって一利なしです。
あなたがちょっとした愚痴をSNSに持ち込んで、だれかやさしい人が、慰めてくれて、あなたはすっきりするでしょうが、それを見ている第三者もいることは忘れてはなりません。
ちょっとした愚痴を持ち込むことが頻繁になると、周囲はあなたをそのようなキャラであると捉えます。誰かの目は必ずあるものです。するとそこに付け込んでくる人もいれば、そっと、離れていく人もいます。ともにおそろしいですね。付け込んでくる人の目的はわかりません。離れていく人も、あなたが大切にとらえていた人かもしれません。離れていってしまったと気づいた時にはすでに遅し、です。
NG行為をしないようにするために
NG行為をしないように気を付けていても、うっかりしたり、また、本当にどこかに愚痴を言いたい、相談をしたい時には、ついついわからなくなってしまいます。どのようにしたらそのNG行為を避けることができるのでしょうか。
一つ良い方法があります。それは、NG行為をしても大丈夫な場所を確保することにあります。
リアルで気の置けない人たちとつながっておき、その人たちとの間でだけ、気を緩める。
SNSやネットで知り合って、すでにやりとりを繰り返し、安心できる関係を築けている場所でのみ気を緩める。（ただし、これにも注意があります。※1）
ただ、そのような関係の人がまだいない場合もあるでしょう。その際は、ステイシーのLINEカウンセリングのような、垂れ流しOKのサービスを利用することも考えられます。あなたの気持ちのゴミ箱のように使えることができるので、他のSNSでうっかりすることも格段に減ります。
※1 安心してやりとりができる周囲がいることを、必要以上に他者にアピールしたくなることがあります。「私は、一人じゃない。ちゃんと安心して話せる人がいる。」と。それを見て、またあらたなトラブルが生まれてしまう可能性がそこそこあることは簡単に想像できるでしょう。
まとめ
SNSは上手に楽しく使って行きたいもの。そのためにも、安心してあなた自身を表現できる「ゴミ箱」のようなサービスを利用することはおすすめです。
