GILDED TAROT ギルディッド・タロット
CG使いが官能的で良いカード
昨今のカードは実写&CGを駆使してリアリティあるものがちらほら出てきていますが、その先駆けと言えば、このギルディッドじゃないでしょうか。
2004年に発売されて、なにか、CGの賞をもらっているくらい評価されたデッキです。
内容はライダー版にしっかりそっています。ですので、絵がインプレッシブすぎて、流されてしまう恐れはありますが、使い勝手は悪くないと思います。
相性が良ければ初心者にもばっちりだと思います。
発売されたときは、スターターキットのように、教則本とタロット本体(箱なし・オーガンジーの袋つき)というスタイルだったのですが、もしかしたら今はちょっと違うかもしれません。
紙質はLlewellyn社お約束のペラペラです。なんでなんだろう?毎回、Llewellyn社のタロットって、「良いのだけど、ここがもうちょっとこうだったらいいのに」と不思議な気持ちにさせてくれます。ギルディットも例にもれず。
とは言え、ステイシーは結構気に入って使っております。とくに、恋愛を観るにはいいと思うのですが、先ほども述べたように、CGが印象深すぎて、目で入ってくる画像に対する人物像が浮かびあがってしまうこともあります。画像勝ちになってしまって。サクサク答えを出してくれる印象はありますが、サクサク来るからこそ、ついつい手落ちになってしまうという、まるで、Llewellyn社のタロットのように、帯に短し襷に長しという結果になってしまったことがあることをここに告白いたします(笑)。
ええ、もちろん、お客様に対してはなく、自占ですよ。自占。
この注意点さえ、留意していけば、使い勝手は良いデッキであると思います。
GILDED TAROT ギルディッド・タロット
(2004年、Llewellyn社)
絵札サイズ 12×7cm
大アルカナ Ⅷ 力
小アルカナ 絵札
勝手に格付け (☆☆☆★★)